今になって解剖学を勉強するなんて,いったい何年勉強が遅れてるのかしら。本記事は,M1の試験には全く対応しておりません。ご容赦ください。
■発声
声帯靱帯と声帯筋の上に粘膜が被さってヒダ状になっており,その間の隙間を声門裂と呼ぶ.この隙間を空気が出て行くことによって,「弦」の役割をする声帯ヒダが振動して発声する。高い声を出すためには,弦を強く張るか,弦の長さを短くすればよい。実際に,高い声を出すときには声帯筋を緊張させるし,喉仏が前方に突き出すように成長するので,思春期を過ぎた男性では弦の長さが長くなって声が低くなる。頸部の解剖 |